パワーリフティングをはじめよう
スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの順番で試技を行っていきます。
各種目は3試技ずつ行うことができ、それぞれの成功したベスト記録(3試技中ベスト記録を記録とする)の3種目トータルkgを競います。
種目動作ルールについて
◆スクワットについて
1. 選手はバーを担いだら、ゆっくり後に下がります
2. 足の位置を決めて準備完了です
3. 膝の位置が腰よりも下に下がるまでしゃがみます
4. 膝を完全に伸ばし、まっすぐ立ちます
(トレーニング上、好ましくない動作)
1. 立ち上がる動作を繰り返す(ダブルバウンズ)
2. バーが下がる
3. 脚の位置が左右前後に動く
(競技的反則行為)
1. 合図無視
2. しゃがみが平行以上で浅いこと(平行は失敗)
◆ベンチプレスについて
1. 選手は頭・両肩・両臀部がベンチ台に接触するように仰向けになります
2. バーを握る位置は左右の人差し指間で最大81センチです。
人差し指は81センチのマークより内側になければなりません
3. バーを胸または腹部の位置まで降ろしたら挙げます
4. 肘は完全に伸ばし、静止しましょう
(トレーニング上好ましくない動作)
1. 頭・肩・臀部・手の位置が始めの位置からずれる
2. 挙上途中にバー全体が傾く・下がること
3. サムレスグリップ
(競技的反則行為)
1. 合図無視
2. 合図後に胸に沈ませて挙上すること
3. バーが胸につく前にセーフティーバーに乗る
◆デットリフトについて
1. 選手はバーを両手で握り1回の連続動作で完全な直立状態まで引き上げます
2. 手幅は自由です
3. 直立状態とは膝が完全に伸びきり、肩の位置が後方にある状態のことをいいます
(トレーニング上好ましくない動作)
1. 腰が曲ってしまう
2. 引き上げの途中でバーが下がる
3. バーを大腿部で支えながら挙上する
(競技的反則行為)
1. 合図の前にバーを落とす
2. バーを戻すときに両手でコントロールして戻さなかった
3. 脚の位置が前後または横にずれる
競技上の反則行為の中に「トレーニング上好ましくない動作」も含まれる。
「競技的反則行為」は試合に出た場合の反則行為を表すこととする。