はじめてのウエイトリフティング!
ウエイトリフティングとは重りのついたバーベルを頭上まで持ち上げる、重量挙げ競技です。ウエイトリフティング競技では、床から一気に頭上まで持ち上げる「スナッチ」と、床から肩まで持ち上げ、次に肩から頭上に持ち挙げる「クリーン&ジャーク」2種目の合計重量を競います。パワーだけでなく、テクニック・スピード・タイミング・バランス・柔軟性が必要となり、全身を効率よく鍛えることのできるトレーニングです。
初心者のウエイトリフティング練習方法
スナッチやクリーン&ジャークを行う上で、正しいフォームをつくることがとても重要です。力任せにバーベルを一気に頭上まで持ち上げてしまうと怪我に繋がりかねません。
フォーム習得のためにはまず、動作を分けて練習していきましょう。床からバーベルを引き上げる段階の「デッドリフト」や、頭上でバーベルを支えてしゃがむ「オーバーヘッドスクワット」など、スナッチとクリーン&ジャーク種目に慣れるための細かい練習種目があります。最終的には全ての動きを繋げて、動きの連動性を高めていきましょう。
ウエイトリフティングで使う筋肉
ウエイトリフティングでは床からバーベルを引き上げる際、下半身の筋力が特に必要になります。主に太ももの前側の筋肉である「大腿四頭筋」、太ももの後ろ側の筋肉である「ハムストリング」、お尻の筋肉である「大殿筋」などを使います。そのためスクワットやデッドリフトなど、種目以外のトレーニングで脚の強化を行なうとことも大切です。
頭上でバーベルを支えるためには上半身の筋肉が必要となります。姿勢を保つ「起立筋」、バーベルを支える「二頭筋や三頭筋」、頭上でバーベルのふらつきを抑える「僧帽筋」などです。腰や体幹、腕、背中など、全身の筋肉を使って上げるのがウエイトリフティング競技です。
ウエイトリフティングはどこでも練習できる?
ウエイトリフティングの練習は頭上からバーベルを一気に落とすため、専門のバーベルやプレートを使用しないと破損してしまう恐れがあります。ウエイトリフティング専門の器具や床が用意されている施設でないとトレーニングするのが難しい場合もあります。
ただハイクリーンのみであれば、スクワットラックの中で行うことも可能なところがあります。ウエイトリフティングの練習をしに行く前に、施設に確認してみましょう!
ウエイトリフティングのメリット・デメリット
一度で全身の筋肉を鍛えることができるので、運動不足でトレーニングを始めてみたい方にオススメの種目です。また陸上やバスケットボール競技者の競技力向上のためのトレーニングとしても取り入れられています。
ただし、ウエイトリフティング種目の動きはやや高度な技術が必要なため、間違ったフォームでトレーニングを行うと怪我に繋がる可能性があります。またウエイトリフティングで失敗した時の危機回避法を習得しておく必要があります。ウエイトリフティング経験のあるトレーナーがいるジムや施設での練習がおすすめです。
◆メリット
・陸上やバスケットボールなどの競技力向上(瞬発力・ジャンプ力)
・全身を鍛えられる
◆デメリット
・1人でのフォームの習得やや難しい
・専門の器具や、経験のあるトレーナーがいる場所が少ない
横浜フリーウエイトジムESQUATIR
横浜にあるフリーウエイトジムESQUATIRでは、ウエイトリフティング専用のバーベルやプレートが用意されており、頭上から重りのついたバーベルを落とせる床が設置されています。初心者のフォーム習得メニューを行なう「ウエイトリフティング教室」もあり、ウエイトリフティングができる専門のジムです。ウエイトリフティングのパーソナルトレーニングも行っているので、遠方で通えない方はパーソナルトレーニングでフォームを定期的にチェックしてもらうのも良いのではないでしょうか。ウエイトリフティングのメニューがとても充実しているジムです。
ウエイトリフティングが得意な人特徴
ウエイトリフティングは体の柔軟性がないとバランスがとれないため、体の柔軟性が高い人の方が得意です。ただし、柔軟性はストレッチで高めていくことができるので、体の硬い方も諦めないでくださいね!
また背が低い方は挙上するまでの距離が短くなるため、背が高い方に比べて得意な方が多いと思います!日本の女子ウエイトリフティング選手として有名な三宅宏美選手も146cmと小柄です。ですが手足の長さに合わせて手幅や足幅を調整していいフォームを作っていくことができるので、背が高い方も挑戦してみて下さいね!
ウエイトリフティングは専門のトレーナーがいて、器具や床などの施設が用意されている安心できる場所で練習していくのがオススメです!
来年の東京オリンピックに向けて、ウエイトリフティングの関心や注目も高まる中、あなたもウエイトリフティングを挑戦してみてはいかがですか?